ジェックスの発酵式CO2発生器は、
『発酵式水草CO2スターターセット』と『BIO CO2』の2種類の商品がございます。

・上記どちらの商品においても共通のポイント
①室温をご確認ください。
⇒室温が15℃以下など低い環境ですと、発酵が極端に遅くなります。
　使い捨てカイロをタオルで巻く、
　あるいはシート状のヒーター等(ジェックス製品の場合こちら)の上に乗せる等で、
　ボトル自体をあたためることで、発酵を促進することができます。
　環境にもよりますが、ボトル内で発酵が進み、
　CO2が吐出するまでには24時間～数日かかる場合もございます。

②ボトルのキャップや拡散器/ディフューザー、エアチューブを何度も開け閉めしていませんか。
⇒こちらの商品は、酵母の発酵によりボトル内で圧力を高めることでCO2を吐出する仕組みです。
　その為、必要以上にキャップや拡散器/ディフューザー、エアーチューブを抜き差しすると、
　圧が抜けてしまい、CO2の再吐出に時間がかかる場合がございます。
　セット後は、なるべく開け閉めをしないようにお気を付けくださいませ。

③エアーチューブ内に飼育水がに入っていないかご確認ください。
⇒CO2は水に溶けやすい性質を持つため、チューブ内に水が入っている場合、
　拡散器/ディフューザーからCO2が吐出しない場合がございます。
　（尚、ボトル内の発酵が終了した場合、チューブ内に水が逆流します。
　　その際は、新たに溶液を作りセットし直してください）

④エアーチューブが潰されていないかご確認ください。
⇒エアーチューブが水槽のフタなどに挟まれていたり、折れていたりしている場合、
　CO2の通り道がなくなってしまいます。
　また、経年劣化等でエアーチューブが固くなっていると、
　抜けてしまったり、隙間ができることがあるため、
　その場合は新しいエアーチューブにお取り換えくださいませ。

⑤拡散器のセラミック部分/ディフューザーが目詰まりしていないかご確認ください。
⇒表面が汚れていたり、コケが生えたりしていると、CO2の通り道がなくなってしまいます。
　定期的にブラシでやさしくこすり洗いをしていただくようお願いいたします。


・発酵式水草CO2スターターセットのポイント
①ベースパウダーとお湯を攪拌したあと、キャップ内側の中栓を外し忘れていませんか。
⇒攪拌の際は中栓のセットが必要ですが、攪拌後は必ず中栓を外してください。
　また、セット方法について、写真付きで解説した弊社のブログがございます。
　閲覧はこちらから。


・BIO CO2のポイント
①バルブが閉め切られていないかご確認くださいませ。
⇒レギュレーターのバルブは、閉めた状態から
　左方向（反時計回り）に2周回す程度まで開放してください。
　BIO CO2の仕様上、バルブを閉じている際にボトル内に溜まったCO2は、
　一定の圧力に達した際に安全の為、本体の安全弁から放出されます。
　本商品はCO2を蓄えることは出来ないため、バルブは常に開放いただきますようお願いします。

②逆流防止弁が逆向きについていないかご確認くださいませ。
⇒CO2が吐出されなくなる為、必ず黒い面が水槽に向くように設置ください。